人間とエルフ
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人間は大陸、いや、世界に生きる数多の存在のなかでもっとも多くを占める種族。
強い力は持たないが、それを補う知識を持つ。
平均寿命は80歳程度。
エルフは、その数は人間の3分の1にも満たない種族。
人間と比べて、非常に強い力を行使することが出来、
その事が彼らの存在意味でもある。
そのことを示すように、ごくまれに“力を持たずに生まれてきた”エルフの子は、
王国から追放されることがほとんどで、そのエルフは二度と王国へと戻ることはできないという。
彼らは、フォレスタ・グレダという森の奥地にある彼らの王国をはじめ、
世界各地に存在する森の奥地で暮らしている。
彼らはそこから、けしてその姿を見せることはない。
平均寿命は人間よりも長く、長生きする者で500を数える者もいたとか。
ちなみに、外見は人間で言う80歳程度で変化しなくなる。
人間とエルフは、古くより対立状態にある。
それは、先に挙げた人間とエルフのそれぞれが持つ特徴のそれが理由として根底にある。
今この時代においては、表だってそういった事はない(ならない、なっていない)が
長い歴史の中で、両者の間に一度は大きな戦争があったという記録がある。