■□■クルルを取り巻くキャラクタ■□■
物語の中で、クルルと特に関わりを持つ事になるキャラクタを簡単にご紹介します。
◆フェレス・リンデ◆
ハイ・エルフという、エルフの上級種族として生まれながら、
何故か魔力を一切持たない少女。セレスとは双子です。
勝気で強気な性格。悪意、敵意などはありませんが基本、
誰に対しても口調は強めです。
(悪意・敵意を感じた相手に対しては本当に口調荒くなります)
普段のその振る舞いからはわかりにくいのかもしれませんが、
彼女はとても優しい心の持ち主です。
セレスに対して、わがままだったりきつめに接したり
する事が多いようですが
それは本心ではなく、大好きなセレスに甘えたいという
事なだけなのでしょうか。
実際、そんな性格が邪魔をしてか。自身の気持ちを
セレスに伝える事ができないようです。
クルルとは、セレスを通じて知り合うことになります。
◆セレス・リンデ◆
フェレスの双子の弟です。
大人しめな性格をしていますが、芯はしっかりしていて。
いざと言う時には凄い行動力を発揮します。
自分より他人をまず気にしてしまうような、心優しい性格。
フェレスの事が大好きで、どんな時も出来るだけ彼女の側にいたいと思っています。
また、その彼女の境遇の事もあり、自分がフェレスを護らなければ、とも思っています。
エルフの中でも、さらに高い魔力を持つハイ・エルフですが。
その中でもさらに、高い魔力を彼は持っています。が、
本人はさしてその自覚はないようです。
ハイ・エルフの王国へと足を踏み入れたクルルが、
その住人に捕まりそうになるところを
彼にかくまわれる―というのが関係の始まりとなります。
◆ハルノ・カレル◆
クルルの母親です。52歳。
一人娘である彼女をとても可愛がっていて、
退屈な日々から抜け出したいと日々漏らすクルルに対して、
いつか集落を、自分のもとを離れていくのかという不安でいっぱいだったようです。
結局それは現実なものとなって、最後にはクルルの強い想いを受け入れてあげます。
◆集落の長◆
クルルが暮らしていたエルフの集落の長です。
集落でも特に元気のいいクルルにはよく頭を悩ませていたようです。
◆エルフの女王◆
ハイ・エルフの王国を統べる人物です。実質、全てのエルフの頂点にある存在という事になります。
魔力を持たず、エルフとして認められなかったフェレスを王国から追放してしまいます。
―その他にも、キャラクタは存在するようです。